歯科学研究所 the Congress2018は7月1日大崎ブライトコアで開催されました。 Main sessionはこちら

Main session モデレータ 守口憲三先生(盛岡)

Doctor session

1.戸谷歯科クリニック(大阪) 戸谷孝洋先生「インプラント周囲炎の予防・メンテナンスと外科的対応」

2. 守口歯科クリニック(盛岡) 守口 和先生「ガイデッドサージェリーのエビデンスと応用の注意点」

3.  うめかわ歯科クリニック(黒部)梅川哲也先生「垂直性GBRvs.Short Implant エビデンスと症例報告」

いずれの講演もエビデンスの典拠となる英文論文を概説した上での講演でしたので、真剣な討論が交わされました。

 

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Co-medical Session モデレータ 伊藤正夫先生(名古屋)

今年も鈴木佐栄子先生がインプラントのケアのお話をしてくださいました。

優しい先生です。

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Plenary Session モデレータ 伊藤正夫先生(名古屋)

特別講演1. 藤本喜之博士(奈良県)「再生医療と科学の方法について」

科学哲学上真理と定義するのはいかなる条件を満たした場合かをご講説いただきました。インプラントなどの先端分野では虚実入り交じる情報の中での臨床が常であります。経験的事実・エビデンス・妥当な推論が重要であるという講演要旨でありました。

特別講演2. 式守道夫先生(富山県北陸中央病院歯科口腔外科部長・元朝日大学附属病院副院長)「インプラントにおける外科的処置で配慮すべき点」

広範囲顎骨切除症例におけるインプラント再建の自験例をご提示いただくと同時に、上顎、下顎おのおのの解剖学的特性によってインプラントが継発させうる問題とその回避上の留意点を詳しく解説していただきました。口腔解剖学に対する深い理解が必要であるとの講演要旨でありました。

講話 伊藤正夫理事長

インプラントがもたらす遅延型の異物排除機構について、その傍証をしめし注意を喚起しました。adverse effectを排除するための取り組みが今後ますます重要であるとの講演要旨でありました。また本会の今後の活動について重要な2方針が掲げられました。1.会員のacademic learning skillの向上 2.問題発生時の初動からの関与と円滑な解決 これらについては来年1月に勉強会とhands on course開催予定とされました。