歯科学研究所はインプラントに関わる臨床研究と医療従事者の教育を行っています。
The institute of the Odontology research clinically and educate of healthcare provider.
特定非営利活動法人歯科学研究所のホームページです。 Welcome to the Institute of the Odontology.
歯科学研究所は2006年東京で誕生しました。Karl-Erik Kahnberg教授(現在は名誉教授)the department of the Oral and Maxillofacial surgery, the Gothenburg University, Sahrengska Academy)にご指導を仰ぎつつ歯科インプラント臨床の知識と医療技術集積を目的として伊藤正夫、守口憲三、蒔田眞人、渡辺純一、梅川哲也、本田浩章、蒔田信子の諸先生が発起し、特定非営利活動法人歯科学研究所として認可されました。本会は特定の医療思想や特定のメーカーに偏することなく患者利益との相反状態がない団体として、オーソドックスな科学活動をおこなっており信頼できる研究所として評価されています。
会員は日々の変動がありますが大凡180名程度であります。学術集会は2019年で14回を数え,
2020年の学術集会はマルチアートな歯科研アカデミアとProf.Kahnbergに直接師事できるthe Kahnberg Scoolに分割の予定でした。しかしコロナウイルス流行により来年以後のテーマになりました。
しかし今年も認定医、認定インプラント衛生士と認定インプラントコーディネーターのリフレッシュ講習会、認定講習会など多岐にわたる活動を行っています。現在までに会誌としてDVD magazine 11巻、紙媒体雑誌1巻を刊行しています。また条件を満たした会員を優れた医療従事者として認証しており、現在インプラント認定医13名、認定インプラント歯科衛生士34名、認定インプラントコーディネーター27名が斯界で活躍しております。
本会認定医の認定基準は高く、発祥がインプラントを用いた口腔外科的再建が主眼であったため骨移植や上顎洞底挙上術など一般の開業医では困難な課題のクリアが必要になっているからであります。さらに認定期間が3年と短いため資格維持が難しく毎年相当数が脱落します。したがって有効な認定資格をもつ本会認定医は本邦では適切なインプラント医療を行う上で抜きんでた存在であろうと自負しております。インプラント歯科衛生士は33名であります。こちらは昨今問題となっているインプラント遠隔成績向上のための教育プログラムを受けた者が認定対象であります。生体にとって異種材料であるインプラントは適切な管理を行わなければ様々な問題を引き起こします。これに対する管理技術を身につけた歯科衛生士の存在は医療の安全を担保する上で欠かせない要件でありますから、これらの者の資格標示がされたインプラントクリニックが存在することは本会の誇りであり社会責任の一端と考えます。インプラントコーディネーターを登録しております。これらの者たちは、インプラントの基礎知識と医療上のメリットデメリットを熟知していることから、受益者である患者擁護の視点で寄り添うように医療現場に存在する者たちであります。インプラント医療が秘密のベールに閉ざされたものにならないよう患者にとっての守護者(ガーディアン)としてこの者たちを認証することは本研究所一同の喜びであります。
今までの本研究所学術活動の一端を記すため年次学術集会の会長と招待講演者を供覧します。記載は会長名招待講師名を敬称略で表示いたします。
1回2006年 伊藤正夫、Karl-Erik Kahnberg、Stig Hansson 於東京
2回2007年 辻野哲弘、Clark Stanford、Karl-Erik Kahnberg 於大阪
3回2008年 渡辺純一、Joseph P. Fiorellini 於東京
4回2009年 守口憲三、Fernand Rojas-Vizcaya 於東京
5回2010年 岡 正彦、Karl-Erik Kahnberg 於東京
6回2011年 新福泰弘、宮本貴成、和田圭祐 於東京
7回2012年 上田倫生、Ralph F. Wilson 於東京
8回2013年 河原康二、Karl-Erik Kahnberg 於東京
9回2014年 守屋啓吾、Mauro Donati 於東京
10回2015年 守口 和、小川泰弘 於東京
11回2016年 守口 和、角 保徳、宇佐美雄司 於東京
12回2017年 伊藤正夫、小宮山彌太郎、大塚 隆、野阪 泰弘 於東京
13回2018年 伊藤正夫、式守道夫、藤本喜之 於東京
14回2019年 伊藤正夫、坪井陽一於東京
・歯科研ウェビナー2020 伊藤正夫、亀山洋一郎、山口正隆(9月13日日曜日開催)
1期2022年 Kahnberg School Congress &Pre Congress2022 校長 守口和、理事:伊藤正夫、本田浩章、長岡俊也、貴島伸樹、草川洋 講演者: Karl-Erik Kahnberg、 安田宣成、演奏:碓井俊樹、コロンえりか 於東京
1回 Kahnberg School・歯科学研究所合同懇話会 2023 草川洋・守口和・貴島伸樹、北條弘明
山村啓介 於東京
2回 Kahnberg School・歯科学研究所合同懇話会(オンデマンド・ビデオレクチャー 2024) 伊藤正夫
本会は積年の貢献に対して名誉会員、名誉認定医を以下の方へ授与しております。深く感謝の意を表します。以下のお二方であります。
Karl-Erik Kahnberg, Gothenburg大学名誉教授
守口憲三博士, 盛岡市守口歯科クリニック
理事長 伊藤正夫(愛知県)
理事 新井聖範(大阪府) 都築正史(大阪府)本田浩章(群馬県) 蒔田眞人(静岡県) 守口憲三(岩手県) 守口 和(岩手県) 守屋啓吾(岡山県) 渡辺純一(栃木県)
監事 蒔田信子(静岡県)・草川洋(東京都)
評議員 荒木 剛(山形県) 貴島伸樹(大阪府) 近藤公一郎(宮城県) 佐藤和佳子(青森県) 西田貴彦(大阪府) 松島義人(栃木県) 草川洋(東京都)
名誉会員 Karl-Erik Kahnberg(Sweden) 守口憲三(岩手県)
歯科学研究所インプラント認定医
名誉認定医 Kahl-Erik Kahnberg(Sweden) 守口憲三(岩手県)
認定医 伊藤正夫(愛知県) 渡辺純一(栃木県) 松島義人(栃木県) 守口 和(岩手県) 西田貴彦(大阪府) 本田浩章(群馬県) 荒木 剛(山形県) 新井聖範(大阪府) 貴島伸樹(大阪府) 都築正史(大阪府) 草川洋(東京都)
認定インプラント衛生士
山本真理子 岡山県
小野寺直美 神奈川県
阿部智美 東京都
黒田裕子 東京都
貴島園子 大阪府
小中美貴 秋田県
寺江由美子 北海道
飯塚千尋 群馬県
橋場美幸 群馬県
小菅 恵 群馬県
伊藤希世美 秋田県
中田佳奈 秋田県
認定インプラントコーディネーター
貴島園子 大阪府
小野寺直美 神奈川県
阿部智美 東京都
小中美貴 秋田県
寺江由美子 北海道
伊藤希世美 秋田県
中田佳奈 秋田県
佐藤由衣 秋田県
堀越春奈 群馬県
芦田多加子 岡山県
歯科学研究所の活動 the Activity of the Institute of Odontology
歯科学研究所の活動は多岐に亘っています。
The activity of the Institute of Odontology covers a wide range.
一般に抜歯を行うと歯槽(歯槽骨と歯肉粘膜からなる)は萎縮を起こしていきます。歯科インプラントは歯槽に植立しますから、この現象は問題を起こします。例えば歯ぐきからインプラントの金属が見えてきたり、あるいは耐久性に直接関わります。植立して後10年20年といった先の治療成績に関わる事なので、あまり注目されませんでしたが、高齢化の現代ではインプラントの寿命を延ばすことが喫緊の課題になりました。
抜歯後の歯槽萎縮を防止するため従来大規模な造骨手術や粘膜移植を行ってきました。いっぽう歯科研型の場合は、抜歯時に小手術を追加することでこのリスクを最小化することに成功しています。本法についてのお尋ねは最寄りの歯科学研究所会員歯科医院・歯科衛生士・インプラントコーディネーターまでどうぞ。
伊藤 正夫 愛知県 メデント歯科
蒔田 信子 静岡県 敬天堂歯科医院
渡辺 純一 栃木県 渡辺歯科クリニック
松島 義人 栃木県 松島歯科医院
千葉 晃揮 岩手県 渋民歯科クリニック
守口 憲三 岩手県 守口歯科クリニック
守口 和 岩手県 守口歯科クリニック
杉原 正明 大阪府 すぎはら歯科
西田 貴彦 大阪府 西田歯科・矯正歯科
佐藤 和佳子 青森県 さつき歯科医院
守屋 啓吾 岡山県 医療法人社団東風会 守屋歯科医院
近藤 公一郎 宮城県 近藤歯科医院
本田 浩章 群馬県 ヒロ・デンタルクリニック
荒木 剛 山形県 荒木歯科医院
新井 聖範 大阪府 artistic dental clinic
貴島 伸樹 大阪府 ノエル貴島歯科
都築 正史 大阪府 つづき歯科医院
笹木 一司 福島県 笹木歯科クリニック
草川 洋 東京都 洋歯科クリニック
その他歯科学研究所会員クリニックや認定インプラント衛生士、認定インプラントコーディネーターへお尋ねください。
第二期随時募集中(歯科学研究所までお問い合わせください)
クリニックで始まり、施設や在宅で終わるインプラントは、管理医が代わりやがて無管理になる。したがって従来のin-clinicの治療概念を大きく改変することが、今という時代の要請である。このような視点を持つインプラント医を養成する、これが開校の主眼です。受講生は、implant siteへの骨移植の第一者、Gothenburg大学Karl- Erik Kahnberg名誉教授から、長期成績に関する特別講義を受け、直接証書が授与されます。第一期卒業式は、6月18・19日にわたり学士会館(於東京)で執り行われました。